デジタルワールドの冒険

デジモンアドベンチャー&02の考察とか

名前の呼び方など

 今回は子供たちが互いをどう呼び合っているかをまとめました。

 元々、空のヤマトを呼ぶ時に「ヤマト君」と「ヤマト」を使い分ける予定だった(

結局うやむやになったそうですが)という話を聞いて、実際どのように使い分けられて

いるのかを見直していたついでで、他の子供たちはどのように呼び合っているのかをメ

モしていたら、そちらがメインになってしまいました。

 

 というわけで、呼び方まとめ表になります。

 

〇表の見方

・縦が呼ぶ側、横が呼ばれる側として見ます。クロスするところは一人称。

・呼び方を確認できなかったところは空欄

・賢については、改心後を対象とする

・無印と02のアニメ本編及び劇場版での呼び方を中心に抽出

・()で文字が小さいのは使用頻度の低い呼び方や本編以外で確認したもの、本人がい 

 ないところで使われた呼び方など

※この記事に限らず「わたし」と「あたし」は使い分けていません。

 

 以下、考察

  空のヤマトに対する呼び方ですが、はっきりとした法則は見つけられませんでした。そのうえで、どのように使い分けようとしていたのかを考えてみました。

 「ヤマト君」という呼び方をすることの方が多く、その多くが周りに空とヤマト以外のと人がいる時に使っている傾向にあるかと思います。一方、「ヤマト」と呼ぶのは二

人きりの時や付き合い始めてからが多いようです。年上はもちろん、年下にも「君付」、「ちゃん付」である空が大輔を呼び捨てにしているのは同じサッカークラブにいたことが大きいようで(02-2話)、太一のことも呼び捨てにしていたのも同学年だからというよりも同じサッカークラブであったことが理由なのではないでしょうか(同時に光子郎とは同じサッカークラブではない可能性も高くなりそうです)。そう考えると、同じサッカークラブではないであろうヤマトを呼び捨てにするのも特別感があります(違う学年でで呼び捨てにされる大輔が例外なだけかもしれませんが)。

 デジタルワールドに来る前の子供たちの関係の考察の時にも書きましたが、ヤマトと空は冒険の前から特別な中にあったことが示唆されています。つまり、本当はヤマトのことは「ヤマト」と呼ぶのですが、周りには2人の関係性を気づかれぬよう「ヤマト君」と呼ぶようにしていたのではないでしょうか(すでに述べたように、例外場面もそれなりにあります)。

 

 また、02本編に限定した場合ですが、賢のことを普段から名前で呼ぶのが、ジョグレ

スの相手にもなる大輔と将来結婚する京のみであるということを意識して作られているのではないでしょうか。特に、賢の方も呼び捨てることができるのが大輔だけというのも2人の関係性を表していると思います。なお、太一は賢がデジモンカイザーだと知る前の時点では「一乗寺(賢)」と呼び、タッグテイマーズでは「賢」と呼んでいましたが(同作で賢は「太一さん」と呼んでいた)。

 

 意外と空欄となる組合せもありましたが、どこかしらで聞いたこともあるような気も

するので、見直して埋められるところがあったら随時修正していきます。見直す度に、

新たに気づくことがあるので面白いですね。

 

〇現時点での空欄部分の予想

太一→賢:一乗寺or賢

空→伊織:伊織君

丈→京:京君or京ちゃん

ミミ→伊織:伊織君

大輔→空:空さんor空先輩

伊織→ヤマト:ヤマトさん

賢→太一、空、丈、ミミ、タケル:〇〇(名前)さん

 

〇おまけ

パートナーデジモンの一人称とか(wikipediaにもありますが)

 

アグモン:ぼく、おれ(ウォーグレイモン)。メタルグレイモン時は未確認

ガブモン:おれ、ぼく(ツノモン)

ピヨモン:わたし

テントモン:わて・わい、うち(モチモン)

パルモン:わたし

ゴマモン:おいら

パタモン:ぼく、わたし(エンジェモン以降)

テイルモン:わたし

ブイモン:おれ

アルマジモン:おれ

ホークモン:わたし・わたくし

ワームモン:ぼく

 

 パートナーデジモンが子供たちを呼ぶ時は基本的に名前を呼び捨てです。例外は「〇〇はん」で呼ぶテントモン(初期にヤマトと光子郎を呼び捨てで呼んだことはありますが)、「〇〇さん」で呼ぶホークモン。

 ワームモンはスティングモン以降は「賢」と呼び捨てることもありますが、基本的に「賢ちゃん」と呼びます。また、光子郎のことを「泉光子郎さん」といったこともありますが、大輔のことを呼び捨てだったので、やはり基本的には名前呼び捨てだと思います。