triを見終えた上での感想とか

感想というか愚痴です。

非難されることをある程度覚悟で、思ったことを書きました。

 

 

6章の感想

 まず、6章単体についてですが、思ってたよりは良かったです。

未解決の部分や後味の悪い部分のあったこと、面白いと思えないギャグ、繰り返される同じようなシーン(特に前半)が良くなかったと感じた点。オメガモンの新形態も、追い詰められてからの逆転のための進化というよりも、止めを刺すためといった感じなのも残念でした。

一方で、今まで以上に動きのある戦闘シーンが見られました。皆が仲間であるメイクーモンを倒すと決断し、堪えながらも実行したのも良かったです(02で既にやったというのは置いといて)。ただ、そこにいたるまでの流れが、同じことを繰り返し、長過ぎです。もちろん倒したから良いと思ったではなく、これがメイクーモンを助けるために最後まで諦めず、奇跡が起こりましたという展開でも評価は大きくは変わらなかったでしょう。作中でも言われてたとおり、例え苦しい選択であっても「自分で選んで行動していた」、のが良いと感じたのですから。

 残された問題は多いけれども、とりあえず当初の計画通り6章やって、課題の一つを終えたことについて、色々とお疲れ様でしたと言ったところです。

 

Tri.の全体の感想

続いて、tri全体を通しての感想。これまでの感想では、「面白い」と「面白くない」は言わないようにしました。今はつまらなくても、全部見ることでTri.の評価が変わるかもしれないと考えたからです。そして、全部見た上で言います。Tri.は面白くないです。理由はたくさんあるのですが、主なものをあげると、①解決してないことが多い、②だらだら感、③02関連の扱い方、です。

 ①については、既に述べたので省略。

 ②については、同じような問題を繰り返す&冗長な日常シーンのせいで、引き延ばしがひどいように感じました。①とも関連して、その割りに放置された謎が多すぎてストレス倍です。こっちが勝手に深読みして、謎にしているだけならともかく、謎の男や02関連など製作側が自分から謎にしているところも多いです。そもそも、デジモンを殺すかどうかや仲間に攻撃することは02でやってきたことなので、新鮮さも余りありません。太一が戦いで壊れる街や人を巻き込むことに迷うというのは、その点でそれなりに新しさはあったのに、まともに解決しないまま次の課題にシフトしてしまいまいました。2年以上、6章もかけて重要なことには大して触れず、同じ様なことだらだらと続けたり、悩みやその乗り越え方も過去のに比べて劣っていて新たな進化への説得力に欠けていると感じてしまったことです。

 ③ですが、はっきり言いますと、扱いが雑すぎます。初期の頃は、記憶改変や別世界なのではという説が出てきた位です(章が進むごとにただ放置してるだけの可能性が高くなっていたのですが)。タケルとヒカリは同じ中学校で、タケルに至っては同じマンションなのに無理があります。特に、姫川に(嘘とはいえ)「安否の確認はできている」と、伝えられる前から気にする様子も無く楽しんでいました。1章で芽心を9人目扱いしていたのも不自然です。6章では、世界中の選ばれし子どもが、今思い出したかのようにでてきましたし。日本人の旧式デジヴァイス持ちと言う意味合いだったのでしょうか(姫川たちがいるのでこれも間違いですが、子供たちは知らないことので)。無印はもちろん、02も大好きだから、ここまで見てきた自分にとっては、公式がこのような真似をしたのがとても許せません。Tri.の製作陣が02に対するどういう評価を、どのように捉えていたかは、なんとなく察しがつきます(具体的な部分について、あえては言いません)。でも、その手の人に限って、他人の意見に流されて02はもちろん無印すらしっかり見ていないのが大半でした。(自分自身まだまだ知らないことや学ぶことがあるので余り使いたくない言葉ですが)そうした、「にわか」が大声で喚いた挙句、先入観によって不当な評価を受けたり、良い面でもあっても過大かつ安易に評価されるのを以前から苦々しく思っており、それが形となったtri.は非常に腹立たしいものです。

 

 

最後に

 Tri.は面白くなかったというのが率直な意見ですが、だからと言って無かったことにしろという意見には同意しかねます。ましてや、自称デジモンファンの意見をそのまま製作の際に取り込めなんて思いません。楽しんでいる人を否定するなんて論外です。

好き/嫌い、面白い/つまらないは人によって感じ方が違うのだから自分と合わない意見はあるのは当然です。ただ、無かったことにしろとか自分が思ったとおりの話を作れと言って、仮にその度その通り製作していたらメチャクチャになります。所詮、無責任な素人の考える個人の好みの域を出ないからです。○○よりは面白いものを作れる自信があるといっても、それは五十歩百歩にしかならないでしょう。「怪物を倒すものは自らも怪物にならぬよう気をつけるべき」と6章で言われておりましたが、これはまさしくそのとおりなのです。

 声の大きいものを安易に取り込んで、デジモンアドベンチャーを作ればどうなるかは、今回よくわかったつもりです。繰り返しますが、客が意見すること自体は自由であり、悪いのはしよく見た上でしっかり考えることを怠った関係者全員なのですが。憶測で書いてしまった部分もあり、仮に無印&02をしっかり見た上でtri.を製作したというならば、そこは謝罪します。tri.という作品に対する私の評価や感想は変わらないでしょうが。

 ボロクソ書きましたが、デジモンアドベンチャーシリーズが嫌いになりたいわけではないので、面白いと思える続編ができれば、その時は手のひらを返します。いつかそんな日が来ること夢見ることで、また何年も待ち続けていけます。