超進化ステージ「デジモンアドベンチャー tri.~8月1日の冒険~」について

超進化ステージ「デジモンアドベンチャー tri.~8月1日の冒険~」について

※以下ネタバレ含みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

オチは幻覚のようなものだったのであまり考えるのもアレですが一応考察とか。

 

○本作の時系列

 最後にメイクーモンの歪みに触れていたことや、「ここがデジタルワールドなら望月もどこかにいるはず」という発言から、4章の中の出来事、それも芽子がデジタルワールドに来て以降の出来事ということになります。

 また戦いのシーンでセラフィモンやホウオウモンがいて、エンジェウーモンがいた(ように見えた)ことから、4章直後にあたるのでしょうか?

 

○02関係

 02を踏まえて話が構成されていることは明らかでしたが、相変わらず大輔たちに関する情報はなし。一番気になったのは、ヒカリがダゴモンの海の出来事(02-13話)明確に覚えていたこと(ミミは初耳だったようですが)。やはり02での出来事は実際にあったことのようですが、どこまでが認識されているのでしょうか。

 また、以前8/1に関する計画を立てた時は大輔たちもいたのですが(02―17話)、今回は呼んでいる様子はありませんでした。もちろん当時のキャンプの思い出だから、今回は02組を呼ばなかった可能性もありますが(当時キャンプに来ていなかったヒカリはいるんですけど)。幻覚とはいえ、戦いは終わっているという設定なのに呼ばなかったのはやはり、本来の世界とは何かが違うからとかなのでしょうか?

 

○幻覚の内容をどこまで覚えているのか。

 リブート後ならデジモンたちは過去の記憶がないと思われますが、幻覚の中でデジモンたちは過去の出来事を覚えていました。これからの話の中で記憶が戻る展開があり、今回はすべて終わった後という設定だからだとは考えられます。気になるのは、最後に幻覚の内容を皆が覚えていたという点です。ということは、5章が始まったらパートナー達は記憶が戻ってたりするのでしょうか?

 

○登場した世界

 ・エテモンがいたという世界

 暗黒の海をさすらい続けた、暗黒の海を泳いでいたと言っていたので、ダゴモンの海を指していると思われます。時間の流れが違う100年過ごしたと言っていたのですが、ダゴモンの海はデジタルワールド(アポカリモン撃破後)や現実世界とは異なるということなのでしょうか?デーモンがどうなっているのかますます気になります。

ちなみに、エテモンが無印でブラックホールに飲まれた先の世界は、地獄の暗黒世界なので似ているようですが、今回は別物でしょう(46話)。

 

・今回の舞台となった幻覚空間。

 望むものは大体手に入るという空間。想いを具現化する世界と似ています。想いを具現化する世界そのものではないのでしょうが、デジタルワールドがそうした力を元に成り立っていることや人の想いとデジタルなデータが融合した世界についての言及等(02-50話、02-33話)から考えるとただの幻覚ではないのかもしれませんね。

 また、何日か経過する分だけの幻覚を見ていてそれを全員が鮮明に覚えていたということは、実際に何日もの時が経過していた可能性があります。そうすると、やはり単なる幻覚ではなく、デジタルワールドとは異なる空間で見ていた幻覚であった。

 

○ちょっと気になった点

 序盤で空が、「太一とはもともと学校で一緒だったけど、光子朗やミミ、他のみんなとはキャンプの日初めて出会った。」と言ったことです。

 キャンプに行く前の子供たちの関係の回でも考察しましたが、空はヤマト(2話、3話)や光子朗(16話)とは元々交流があったと思います。

 また、タケルが将来作家となって当時の出来事を本にしたのは周知のとおりです。少なくとも2003年の春時点ではすでに、手記を書いていることも明らかだったのですが(ドラマCD)、今回の話を見ると、過去の冒険を忘れずに覚えておきたい、と悩んでいるようでした。まだ書き始めておらずこれから始まる、あるいは書き悩んでいるといった様子でしたが。どちらかというと前者の雰囲気でした。前述のドラマCDを踏まえると後者のほうがありえますが、02関連の出来事があいまいな今、手記を書き始めるのが遅れている可能性もあります。

 

 最初に述べたとおり、結局は幻覚や夢といったオチなので深く考える必要はないのでしょうが、本編とも関わるであろう要素もあったので、いろいろ思うこともありました。

 

感想

 正直なところ舞台化発表当初は、全くというほど期待していなかったのですが、いざ見たら、楽しめました。現実の世界で動き喋る様子を上手く表現できていましたし(さすがに戦闘シーンはしょうがないですが)、本編のいろいろな要素を取り込んで話が作られていたのが良かったです。