2章のメモ②

はじめに

ブログ名を変更しました。理由は、当初無印&02の考察としていましたが、Triの記事を書くようになったのと、考察と言いつつろくに考察せず適当に書いてるのでタイトル詐欺になると考えたためです。

 

 

前回の続き。長くなったので別の記事にしました。

 

 

◆丈とミミ

今回の主役とも言える丈とミミについて。

 ミミは自己中心的な行動が裏目に出たため、自己中なところを指摘され周囲から孤立していきます。そして、自分に悪気は無いが自己中心的であることは悪いことなのかと悩みます。しかし、芽心や丈に自己中でもいいじゃないかと支えられ、最後はパルモンも究極体に進化しました。最初見た時、自己中心的な点が改善されておらず指摘される前と何が違うのか、と思いました。そこで今回と過去のいくつかの出来事や言葉を照らし合わせてみたいと思います。

 

・かつて、最初に紋章を手に入れた太一があせって周りを省みず行動して周囲との溝を生んだり、暗黒進化をさせ、パートナーや仲間を傷つけてしまう結果となったことがあります (16話)。後に、子供たちはそれぞれが最もすばらしい個性(紋章)を持っていたことから選ばれたが、その個性を失ってしまいデジモンを悪用したり、個性を履き違えてしまうことが危惧されていたということや元々持っていた自分らしさを再発見するのに苦労していたことが明らかとなりました(45話)。

・ゲコモンの城で我侭に振舞っていたミミが空に諭され自分の過ちに気付いた時に紋章が輝いた(25話)。

 

上記の出来事は今回ミミが体験した出来事に近いように思えます。自己中な行動は悪気があってやっているのではない、みんなのためになると思ってのものだと考え行ったものである、自分はそういう傾向にあるんだみたいな事をミミはいっていました。確かに昔からミミは我侭なところがあったり、純真の紋章の持ち主らしいかもしれません。しかし間違った勇気が存在したように間違った純真も存在するのではないでしょうか(間違ったというのはその人がせっかく持っている素晴らしい個性に合っていないという意味で)。

 皆が反対した案を芽心は良いといってくれたり、丈に自己中ですねと言った時ミミも自己中だがそれで良いんじゃないかと言われました。「デジモンや仲間がいて助け合う大切さを知ったから、自分らしくいられた」や「みんなの紋章は一人のために、一人の紋章は皆のために」というセリフ(53話)のように、自己中であってもそれを支えてくれる者がいるか、支えてくれる仲間の大切さをちゃんとわかっているのかが分かれ目なのではと思います。そして自分の個性を間違うことやその個性の裏に潜む危うさがあっても、それに向き合って反省しより良い方向へ持っていくことができれば自身もパートナーデジモンも更なる成長ができるのではないでしょうか。

 

 続いて丈についてです。今回も続受験を控えており、召集にもなかなか応じず、勉強と選ばれし子供としての活動の間で板ばさみとなっています。そして勉強を優先し召集が気まずくなる、自己嫌悪に陥る、ゴマモンと喧嘩してしまうなど負の連鎖が起きているようです。何かをしようにも迷いが生じやすく昔ほど思い切って行動できず、未だに選ばれし子供であること自体にも疑問が生じます。勉強しても成績が伸び悩み無印や02の時より焦っている様子。(無印のころも一度現実世界に帰ってきた時には本人の中で人生最低点を取っていましたが。)

 しかし終盤はヒカリによってゴマモンのパートナーであることの大切さを思い出し究極体への進化も成功しました。迷いが消え、思い切ったから進化できたと捉えれば済む話なんでしょうがもう少し理由付けをしてみます。ヒカリの「丈先輩大事なこと忘れてる。丈先輩とゴマモンはお互いに選ばれたパートナー。そのことに理由必要ですか?」と言う言葉は、かつて闇の洞窟でガブモンが「ヤマトがいなかったら俺はどうすれば良いの。たった一人の君と出会うためにずっとこの世界で待っていたのに。」「俺がヤマトを必要としているみたいにヤマトも俺を必要としてくれよ。そしたらきっともっとがんばれるから」と言ったのを思い出しました(51話)。丈にとってゴマモンは単なる友達のような存在ではありません。受験があっても、勉強よりももっと大事にしなければならないことはたくさんあります。まして医者を目指す丈ならそうしたものを大事にする心を忘れてはならないと思います。

 また丈が参戦し、究極体に進化できたことについてです。今まで自分には(参戦すること)ができないと考えていましたが本当にそうだったのでしょうか?できないと思い込んでいたのではないのでしょうか。選ばれし子供としての行動は義務じゃなく自分でやりたいと思っているからやっている(51話、02-5話)。今回は本当にやりたくないのではなく、やりたいのにできないと思っているからやらなかったように見えます。及川は夢を実現する力が自分にあることを信じられなかった、人は誰でもくじけてしまう時があるがそれを乗り越えることができなかったと最期に語っていました(02-50話)。逆に、ダゴモンも海に連れてこられたヒカリに自分にはできないなんて決め付けてはいけないと思った時に不思議な輝きが起きたこと(02-13話)やなかなかジョグレスできず悩んでいたい伊織ができると自信を持った時成功すると言う出来事(02-36話)もありました。もし丈の状態がずっと変わらなかったら、及川のような道を歩んでしまったかもしれませんね。

 選ばれし子供であることへの疑問はかつて丈自身が言ったように、絶望的なことでもそれができるからここにいると言うのが答えなのではないでしょうか。歳を重ねて子供の頃のように行動できなくなったり、考えが変わること、辛いことはたくさんあります。しかし、昔は持っていたものを忘れてはならず、自分を信じるが大事なのかなと思います。

 結局うまくはまとめられませんでしたが、2章はかつて暗黒に近づいたり囚われたがそれを乗り越え成長した時と類似している気がするということです。それは、メールの「森羅万象は表裏一体、真なる力を求めるには暗黒を知り越えていけ」に該当する部分もありそうです。ただ、メールにはまだ別の意味もある予感がしますが。

 

 

☆2章の感想

 1章2章とも日常の話を長めにやって終盤に強敵が出てくるも進化して撃退というパターン(中盤でも成熟期で戦いますが)でしたが、ちょっと展開が急というか無理矢理感がありました。昔からそうだっただろと言われれば、そうなんですが。レオモンの死や島根の扱いなどはよくネタにされているようですが、それでちょっと公式が悪ノリしてるようにも感じてしまいました(レオモンが生きてたら生きてたで、これまでの流れを切ったとかと叩かれるかもしれませんが)。謎も解決するどころか増えていきモヤモヤします。しかし、つまらなかったと言うわけではなく、続きも気になってますから作品に引き込まれていると思います。1章のときも言いましたが、今後謎が明らかになっていくことでそれまでの話に対する評価が変わることは十分あると思います。次回は物語りも半分進むこととなるので、期待して待ちたいと思います。

 

 だらだらと書いていたら時間が経ってしまいました。そうしてるうちに、和田さんがお亡くなりになられたとのニュースを知ったのでので、この場でご冥福をお祈りいたします。和田さんの死はとても悲しく残念に思っております。今までたくさんの楽しい思い出をありがとうございました。