デジタルワールドの冒険

デジモンアドベンチャー&02の考察とか

出来事等おまけ

 

・1995年(劇場版「デジモンアドベンチャー」)

午後5時20分 コロモンの名前を知る

午前0時40分 アグモンに進化

 

・1999年(アニメ無印)

8月1日

午後12時26分 太一、自宅でヒカリと再会(21話)

午後13時10分 現実世界にドリモゲモンが出現し、地震が発生(21話)

午後15時40分 テイルモン等8人目を捜索(30話、マンモンを倒した後と思われる)

午後15時50分ごろ 光が丘駅で地下鉄に乗る(次便が15時57分)

午後16時30分 ハンバーガーを食べる(30話)

 

8月2日

午後7時7分 ヤマト、タケルを家まで送る途中 (渋谷手前あたり)(33話)

午後8時30分 渋谷から帰る(33話)

午後9時1分 ミミの父親帰宅途中(35話)

午後10時30分 お台場に濃霧が発生し、運転見合せとなる(35話)

午後10時45分 太一・ヒカリ、次の日に備え就寝(35話)

 

1999年8月3日

午前6時1分 ピヨモン起床(35話)

午前6時2分 タケル、お台場が霧に包まれるニュースを見る。太一の父、出勤中にファ

      ントモンに襲撃される(35話)

午前6時55分 囚われたミミと空がビックサイトで会う(35話)

 

午前7時30分 太一、ヒカリをヤマトに任せて、出発(36話)

午前7時31分 光子朗のところにゲンナイからデジタルバリアーのメールが届く(36話)

午前7時40分 タケルと母親が水上ボートの乗り場ではぐれる(36話)

午前9時30分 ファントモン、ヤマトや空を襲撃(36話)

午後6時6分6秒 ヴェノムヴァンデモン復活(38話)

 

1999年8月5日・12日(プール)、26日(登校日) 4日、22日(自治会?)何らかの予定あり、14~17日青色アンダーライン(21話:予定)

1999年8月5日(8時までに起きる)、25日までに宿題を終わらせる(31話 目標)

 

・2000年

3月4日(ぼくらのウォーゲーム!)

午前11時03分  タマゴが発見される

午前11時20分 ミサイルが発射される

午前11時25分 災害用非常伝言ダイヤルで連絡を取る

午前11時49分 爆発まで約10分

 

・2002年(アニメ02)

3話 午後1時43分 大輔らパソコン室に来る。

6話 午前8時54分 ミミ日本に到着

9話 午後5時 賢、テレビの取材後、担任の先生と会話

    午後4時10分 パソコン室で賢の家を調べる(月曜)

         午後4時58分 パソコン室で相談(火曜)    

10話 午後2時55分 太一、数学のテストを受けている(テスト終了5分前)

   午後3時20分 下校の時間、パソコン室に集合

14話 午後6時10分 光子朗、ミミにアメリカのゲートが開いてることをメールする

15話 午後8時55分 大輔、チビモンと入浴

22話 午前8時40分 伊織国語の授業

25話 午後5時10分 賢、職員室で先生と会話

34話 午後2時ごろ ミーティング

35話 午後4時5分 賢、母親に電話

 

 

2002年8月5日 ヒカリ自由研究で博物館、8月7日プール(02-17話、予定)

 

12月24日

午前1時(アメリカ時間) パルモン、ミミの家にプレゼントとして送られる (38話)

 

12月25日

 午前8時 世界中にダークタワーデジモンが現れる(39話)

 午前12時 太一・タケル、凱旋門でタケルの祖父を待つ(41話)

 午後1時 コウシロウ・ヒカリ、香港の子供らと合流(40話)。ヤマト・賢、アカプルコ

     のダークタワーを倒す(42話)。空・京、モスクワのダークタワーを倒す(42 

     話)。

 午後2時 丈・伊織、ゴールドコーストダークタワーを倒す(41話)。アルケニモン暗

      躍(41話)

 午後5時 大輔・ミミ、ニューヨークに危機を解決(40話)

 

12月26日 

 午前11時55分~12時5分くらい スカルサタモンと戦闘(43話)

 

12月29日

午後2時5分くらい 伊織の祖父、アルマジモンに気づく

 

・2003年(ディアボロモンの逆襲)

3月25日

午後4時35分 丈、高校の合格確認手続き

午後11時16分 クラモンに東京湾集合の指令が出される

 

 

 本編中で時計が登場している部分や時系列に乗せるほどでもなかった部分について、わかる範囲で乗せてみました。無印は日時がわかっているので前回の時系列に加えてさらに乗せたかったのですが、細かすぎるので省略しました。ただし、実際には上で表記されている時間と出来事の間には誤差が生じている場合もあると思います。

 02は時計が映っていても、日時がわからないことが多いです。そういった描写はまだあるでしょうから、わかったら加えていきたいです。

 

 

 

 

メモ

現状時系列がつながってると言い難いので組込まなかった。

1996/2/29 ウッコモンとルイが出会う

1997 メノアとモルフォモンが出会う

2002 モルフォモン消える

2004 ウッコモン消える

2005 tri

2009/7 LASTEVOLTION

2012/2 THE BEGINING

 

 

時系列・年表(詳細版)

今までの考察を踏まえて、出来事をまとめて見ました。そのため前回のと違って公式ではない・間違った内容を含んでいる可能性がありますので、参考程度にと思ってください。

年月日     主な出来事          参考
1995/3 光が丘爆弾テロ事件 劇場版『デジモンアドベンチャー
1995 ウォレスの前からチョコモン消失

※『デジモンアドベンチャー02 前編・デジモンハリケーン上陸!! /後編・超絶進化!!黄金のデジメンタル』

1995 ヤマトの両親離婚

※33話

1996 ヒカリ入院

※48話

1999/8/1 太一らデジタルワールドに行く 1話~31話
1999/8/2 ヒカリとテイルモンが出会う 32話~35話
1999/8/3

ヴァンデモンを倒し、デジタルワールドにもう一度戻る

35話~53話
1999/8/4 デジタルワールドから帰還 53・54話
1999/10 及川らゲノムに関する開発をする ※02-46話
1999/11 ホイッスル・太一 ドラマCD「2年半の休暇」
1999/12/31 秋山遼vsミレニアモン アノード・カソードテイマー
2000/3/4 ディアボロモンvsオメガモン 僕らのウォーゲーム!
2000/5(GW) ゲートが開きデジタルワールドへ行く ※ドラマCD「2年半の休暇」(丈)
2000/5 電話・丈 ドラマCD「2年半の休暇」
2000/8

賢、ミレニアモンにより暗黒の種を埋め込まれる

タッグテイマーズ、

※02-33話02-43話

2000/8

8人の子供たちの紋章の力で四聖獣の封印を解く

※02-27話、ドラマCD「2年半の休暇」(空)
2000/8

遼、ミレニアモンの爆発に巻き込まれ行方不明に

ディーワンテイマーズ
2000 賢の兄、治死亡 ※02-23話
2000/10 父への手紙・空 ドラマCD「2年半の休暇」
2001/4

チャット・光子郎

京転校し、パソコン部に入部

ドラマCD「2年半の休暇」
2001 京都での騒動 ドラマCD「デジモンミステリーファイル」
2001/9

ビデオメール・ミミ

マイケルたち活躍

ドラマCD「2年半の休暇」

※02-14話

2002/3 ベースを弾きながら・ヤマト ドラマCD「2年半の休暇」

2002/4/6

or4/13

タケルがお台場に転校

大輔デジタルワールドに行く

02-1話

02-2話

2002/4/7

or4/14

京・伊織デジタルワールドに行く

02-2話
2002/5(GW) ミミ帰国、デジタルワールドでピクニック 02-6話
2002/5/14 アンドロモンと再会 02-7話
2002/5 賢、デジタルワールドに失踪 02-9話、※02-21話
2002/7

賢失踪から約2ヶ月

シュリモンvsイガモン

02-15話、※02-21話
2002/7/30 ミステリー番組に幽霊が映り始める 02-17話
2002/7/31 大輔ら、8/1計画について聞かされる 02-17話
2002/8/1 お台場メモリアル、 02-17話
2002/8/2

小学校のパソコン以外からでもゲートを開けることを発見

02-17話
2002/8/3 ウィザーモンの霊に会う 02-17話
2002/8/5      or8/19 偽のキャンプ計画でデジタルワールドに出かける 02-18話
2002/8/6    or8/20 キメラモン誕生 02-19話
2002/8/7   or8/21 デジモンカイザーとの決着 02-21話
2002/8 ウォレスと出会う

デジモンアドベンチャー02 前編・デジモンハリケーン上陸!!

/後編・超絶進化!!黄金のデジメンタル』

2002/11 デジタルワールドの封印を解いた話を聞く 02-27話
2002/11 京、京都に修学旅行

02-33話

※ドラマCD「2年半の休暇」(空)

2002/11or12 賢、大輔の家に泊まる 02-35話
2002/12/24

お台場にダークタワー及びデジモンが現れる

02-38話
2002/12/25

世界中のダークタワー及びデジモンを処理

02-39話~43話
2002/12/26 デーモン軍団との戦い 02-43話~45話
2002/12/27

及川ら富士山付近に移動

ブラックウォーグレイモン帰還

02-46話
2002/12/28

ウォーグレイモンvsブラックウォーグレイモン

02-46話
2002/12/29 及川と伊織が出会う 02-47話
2002/12/30 ブラックウォーグレイモン死亡 02-47話
2002/12/31 ベリアルヴァンデモンとの戦い 02-48~50話
2003/3/25

子供たち、ディアボロモンを倒すため

に行動する

ディアボロモンの逆襲
2003/3/26

アーマーゲモンvsインペリアルドラモンパラディンモード

ディアボロモンの逆襲
2003

大輔の姉、都の姉、丈の兄にパートナーデジモンができる

ドラマCD「2003年ー春ー」
2003

大輔、夏休みにニューヨークでミミ・ウォレスと再会

ドラマCD「夏への扉
2027

選ばれし子供たちの子供がデジタルワールドを冒険

02-50話

 注1:参考欄の※以降(右側)は当該話におけるセリフや回想で明らかになった出来事であることを示している。

注2:主な出来事はその時にあった出来事の中から適当に選んでいる。(特に無印は3日間でいろいろあったため、すべての出来事を一つのマスに収めることができないため)

注3:同じ年月の表記となっている出来事は、上に書かれているものほど前の出来事であると考えました。

注4:ドラマCD「未知へのアーマー進化」は2003年2月の出来事だと考えられるが、ギャグ色が強いため、上の表には載せなかった。

 

 基本的にアニメでの出来事は話数と時間の流れが一致している(後の話数ほど、後に起きた出来事である)。

 無印アニメはどの出来事が現実世界でのいつ頃起きたかがほとんどはっきりしている(デジタルワールド内での何日目かはわからないが)。

 アニメ02は、いつ起きた事かはっきりしない出来事もあるが、上の表に無い部分はわかっている出来事の間に起きたと考えてよいでしょう。もっと言うならば、デジモンアドベンチャーシリーズは公開された日時が作中の日時とほぼ同じであることも少なくないようです(さすがに3~4日の出来事である無印アニメは除きますが)。

 また何か明らかになったり、抜けている出来事があるよと指摘されたら随時更新していこうと思いますが、とりあえず今回はこれで。

 

追記1

 京都への修学旅行の時期について、最初はドラマCDから10月と考えましたが、京都の紅葉シーズン(及び放送日)が11月中旬だと知ったので、候補にとして11月を追加

→02-27話のカレンダーより11月とした(日曜日は赤色なのに、祝日が赤色になっていないカレンダーでしたので根拠は微妙かも)

 

追記2

 キメラモンとの戦い前後の日付ですが(02の18~21話)、19話中でメールの日付が8月6日であったのが、20話中でメールの日付が8月20日となっていました。流石に、2週間以上の時間の経過があった様には見えないので、放送当時の日付を適当に使ったのではと思います。

 ちなみに、放送日は以下のとおりです。

18話/放送日8月6日

19話/放送日8月13日

20話/放送日8月20日

21話/放送日8月27日

 

追記3

 02-1話、2話の日付ですが、1話中でメールの日付が4月6日であったのが、同日の2話中でメールの日付が4月13日となっていました。新学期初日の日付だと6日がありえそうですが、2002年4月6日も13日は土曜日、翌日は日曜日になんですよね。

 ちなみに、放送日は以下のとおりです。

1話/放送日4月2日

2話/放送日4月9日

 

  

 

『デジモンアドベンチャー02 前編・デジモンハリケーン上陸!!/後編・超絶進化!!黄金のデジメンタル』について

 

 この映画は結構気になることが多かったので、疑問点をまとめてみました。

 

・映画の時期

 考察しようと思った一番の理由で、年表や時系列を考える上でどこにこの映画を組み込むか決めたかったからです。デジモンカイザーがいる間にゆっくり旅行に行く余裕はないと思うので、キメラモンを倒した後だと推測。海外に行けるくらい長い休みがあったことから、2002年の8月中盤から終盤あたりでしょうか。少なくとも成熟期やジョグレスは影も形も無かったのでアニメ02の22話(エクスブイモンの初登場回)より前の出来事とするのが無難でしょうか。ただし、アニメと映画どちらとも、マグナモンを見たのは初めての様子なのが疑問(記憶操作でもされたのでしょうか)

 また、この映画の後日談となるドラマCD『夏への扉』があるのですが、去年の夏休みは大変だったといっていたことから、2003年の夏が舞台のようです。しかし、映画のラストでデジタマが流れてきましたが、CDではチョコモンは登場しませんでした。

 

・ウォレスがグミモン・チョコモンに出会った時期

 インターネットの通販にはまっていたウォレスの母親パソコンからデジタマの状態でやってきて、双子で生まれたとウォレスは言っていました。そして、その後こっそり飼っていたが、7年前(1995年)にチョコモンが行方不明になった。光が丘の事件の影響で行方不明になったと書いているサイトもいくつか見かけました(大輔もそう推測してた?)。

 しかし、チョコモンがいなくなったときの季節はいつなのでしょうか。個人的にはこの映画は夏が舞台だったり、「サマーメモリー」と言う単語が出てきたりで夏だと思っていました。しかし劇場第1作は3月のカレンダーがあるように見えますし、「春のビッグセール」と書かれた看板があることから季節は春だと思われます。そうなると、チョコモンの消失と光が丘の事件は直接の関係が無いように思えます。

 

仮説①どちらも春の出来事(ウォレスの回想では花が咲いていたので春の可能性は高い)

仮説②どちらも夏の出来事(カレンダー、看板はとり忘れたもの)

仮説③光が丘の事件は春に起き、同時にウォレスの元にもデジタマが現れた。しかし、    夏になるとコロモンと同様にチョコモンが回収され行方不明となる。

 個人的には、③だと思っていたのですが光が丘の事件の影響で消えたとなると①が無難でしょう。また、この頃(1995年)にパートナーデジモンがいたということは、最初の選ばれし子供はウォレスなのでしょうか。ただし、デジタマとデジヴァイスが同時に現れたかは不明なので、デジヴァイスを手に入れたのはもっと後の可能性もあります。

 

・ウォレスとデジタルワールド

Q京「デジタルワールドには行ったことないの?」

Aウォレス「デジタルワールド?なにそれ?」

 他のデジモンにもあったことが無い(日本にもデジモンがいるとは思わなかったと言っていたのでアメリカでは見た可能性も)?。また、ガルゴモン(デジヴァイスでの一時的進化)は映画が初めての様子でした。

 しかし、ディーワンテイマーズでは普通にデジタルワールドにいて、アメリカでは遼のウワサで持ちきりと言っていた事から、他のテイマーとの交流もある様子だった。そうすると矛盾点が多くなるので、やはりディーワン大会実際には開催されなかったか、記憶操作があったと考えるべきになりそうです。

 

・完全体以上に進化ができた理由

 いきなりセラフィモンやホーリードラモンになったので驚きましたし、この映画でも屈指の疑問点だと思います。なぜ進化ができたのでしょうか?

仮説①ケルビモンの影響?(ケルビモンが造った世界だから?)。

仮説②サマーメモリーに向かう途中でタケルたちは、デジモンカイザーがいなくなった

 ことで少しは力に余裕が出た四聖獣に進化の力を借りた。(ケルビモンが世界を変えき

 る前から、エンジェウーモンに進化できていた。)

 

 

 

 疑問点はほとんど疑問のままです。アニメではアメリカ(それもウォレスが住んでいるニューヨーク)に行ったり(02-40話)、世界中の選ばれし子供が登場する場面(02-50話)があったので、ウォレスが少しでもでてくると思ったのですが。余談ですが、WSのシリーズに思い入れがあるので、個人的にテイルモンの究極体はホーリードラモン派です。同様にゴマモンはプレシオモンで、ヴァイクモンはシャッコウモンからの進化だと思っています。なのでPSPで否定されたときは地味にショックでした。

 次回は年表や時系列をより細かく作り直してみたいと思います。

選ばれし子供とパートナーデジモンを持つ者の数

 今回は、ディーワンテイマーズの回でも少し触れましたが選ばれし子供たち及びパートナーでジモンを持つ者についてです。選ばれし子供とパートナーデジモンを持つ者との違いはデジモンアドベンチャー02wikipediaを参照してください。

 「2年半の休暇」の中でゲンナイは、選ばれし子供たちは1年でほぼ2倍になっていると述べていたそうです。ということは最初は1995年に2人、光が丘の事件の年なのではと光子郎は推測していました。そこでパートナーデジモンを持つ者の数の推移をおおよそですが以下の表に示してみました。

 

 

総数 増加数
1995 2  
1996 4 2
1997 8 4
1998 16 8
1999 32 16
2000 64 32
2001 128 64
2002 256 128
2003 512 256
2004 1024 512
2005 2048 1024
2006 4096 2048
2007 8192 4096
2008 16384 8192
2009 32768 16384
2010 65536 32768
2011 131072 65536
2012 262144 131072
2013 524288 262144
2014 1048576 524288
2015 2097152 1048576
2016 4194304 2097152
2017 8388608 4194304
2018 16777216 8388608
2019 33554432 16777216
2020 67108864 33554432
2021 134217728 67108864
2022 268435456 134217728
2023 536870912 268435456
2024 1073741824 536870912
2025 2147483648 1073741824
2026 4294967296 2147483648
2027 8589934592 4294967296
 

 

 25年後には全ての人にパートナーデジモンがいるとされておりますが、2027年の世界の人口は約80億人と予測されています(※1)。そして、2027年のパートナーデジモンを持つ者の数は単純計算で約85億人であることから、達成できています(人口の増加次第では無理かもしれませんが)。

 アニメ02の舞台は2002年なのでそれから25年と言われればは2027年になります。しかし、「最初は一人」でなく「最初が2人」というのは違和感があります。光子朗も自分たちの前に「8人」はいたはずと推測してましたが、1995年を2人にし、単純計算すると、1999年以前に16人いたことになり矛盾します。

 1995年に一人と考えると上の表が1年ずれて、全ての人にパートナーデジモンがいるのは2028年になります。ベリアルヴァンデモンとの戦いは2002年12月31日に行われたので、日をまたいで2003年1月1日に決着が着いたとこじつけることもでき、それから25年なら2028年とも考えられます。そのため、以前の時系列・年表では最終回が2027年か2028年か迷いました。

 

 

・先代の子供たち

 アポカリモンとの戦いの前に突如8人の選ばれし子供たちの前にも選ばれし子供たちがいたことが明かされました(53話)。そして小説版では彼らのパートナーが四聖獣となったとされているそうです。アニメでのシルエットは5人で、パートナーはアグモン、ピヨモン、ガブモン、パタモン、テントモンみたいです。

 ディーワンテイマーズをプレイしてみるとアグモン→チンロンモン、ガブモン→バイフーモン、ピヨモン→スーツェーモンに気がしますが、シェンウーモンは謎です。一方「デジモンミステリーファイル・千年の封印を解け!」では、ガブモン→青龍、ゴマモン→白虎、ピヨモン→朱雀、テントモン→玄武、アグモン黄龍、パタモンは皆のバランスの確認役とされていました。どっちにしてもうまくいかない部分が出てきますし、そもそもシルエットなので人数やパートナーは確定ではないのかもしれません。

  現段階では情報が少ないので、そのうちもっと詳しい情報が出てくるのを期待して、気長に待ちたいと思います。

 

 

 アニメでは「異物」や「必要」という単語を何回か聞いた気がします。子供たちとパートナーデジモン達という小さい視点では、互いはかけがえのない存在でした。しかし現実世界とデジタルワールドという大きい視点で見ると、本編中のほとんどで互いは異物の存在でした。デジタルワールドが必要としている時は子供たちも滞在できましたが、必要とされなくなると滞在ができなくなると考えられていました(13話、54話、02-22話)。現実世界側もデジモンがいると異常気象や電子機器への障害が発生し、コロモンもデジモンは現実世界にいてはならないといっていました(21話)。

 また、アニメ無印の出来事以来各国の軍や諜報機関デジモンやデジタルワールドの研究が行われ始め、デジモンの悪用を恐れたゲンナイらはデータの隠蔽をしていました(02-39話)。デジモンと人間の共生には、互いをよく知るものがそのあり方を皆に知らせる必要があります(ドラマCD2003-春-)。その点で、早くからデジモンと接点があり、デジモンのことをよく知っている・デジモン達からも知られている・冒険で培ったリーダーシップという要素を持った太一が現実世界とデジタルワールドを繋ぐ外交官になったのも不思議ではないですね。

 25年後にはすべての人々にパートナーでジモンができ、デジタルワールドは世界中の人々に認知されるようになり(02最終話)、共存が可能になったことが示唆されています(デジタルワールドと現実世界の行き来も全ての人が可能になったと考えていいのでしょうか?)。タケルが語ったように「そうなるまでの道のりは平坦ではなかった」ことが伺えます。

 

 

※1 http://www.stat.go.jp/data/sekai/0116.htm

 

 

☆追記(2015/12/26)

2015年2月の角銅博之さんのtwitterに人数についての情報があるというのを見て確認してみたところ、パートナーデジモンを持つ者は1995年の光が丘の事件を「きっかけ」に、正式に選ばれたものは1996年から現れ、毎年2倍ずつ増えていったという旨の発言がありました。つまり光四郎が推測してた1995年の最初の2人と言うのは太一とヒカリで、当時の彼らは正式なパートナー関係にはなかったデジモン接触(ネット環境が整っておらず早すぎる出会いだったとのこと)、このことがきっかけで翌年から正式な選ばれし子供が誕生したということでしょうか。そのことを踏まえて、もう一度表を以下に作成してみました。

 

西暦 合計 増加数
1996 1 1
1997 3 2
1998 7 4
1999 15 8
2000 31 16
2001 63 32
2002 127 64
2003 255 128
2004 511 256
2005 1023 512
2006 2047 1024
2007 4095 2048
2008 8191 4096
2009 16383 8192
2010 32767 16384
2011 65535 32768
2012 131071 65536
2013 262143 131072
2014 524287 262144
2015 1048575 524288
2016 2097151 1048576
2017 4194303 2097152
2018 8388607 4194304
2019 16777215 8388608
2020 33554431 16777216
2021 67108863 33554432
2022 134217727 67108864
2023 268435455 134217728
2024 536870911 268435456
2025 1073741823 536870912
2026 2147483647 1073741824
2027 4294967295 2147483648
2028 8589934591

4294967296

 

 しかしそうすると、02最終回の25年後はやはり2028年になりそうです(向こうの世界の人口がこちらの世界の人口と同じかはわかりませんが)。ちなみに1995年のウォレスや1999年の遼は考慮していないと言うことらしいです。ウォレスのところへデジタマが来たのは1995年だがデジヴァイスを受け取ったのは1996年以降、遼は2000年問題のバグの影響か日付変更線のあたりでは2000年になっていたとかと無理やりこじつけられなくもなさそうですが。

 

追記(2023/10)

角銅さんのによると、2番目の表の増え方になるようです(一部一致しないですが)

根拠になるのは

・1996年に最初の一人

・無印の1999年には太一たち8人が加わり、02の2002年には64人が加わった。

・太一たちの前にも選ばれし子供がいた(表だと7人だが、一部の書籍では8人いたとされている)

・02最終回(2002/12/31~2003/1/1)の場面で約100人いる。

・2028年に全員にパートナーデジモンができる(ベリアルヴァンデモンとの戦いは年を越した)

 

一方、ドラマCD「2年半の休暇」で光子郎が言った、

・1995年に最初の2人

・自分たちの前に8人

とは矛盾します。

 

 

 

一応、某映画の

・1996年に最初の1人

・2010年に約3万人

・2012年に約6万人

とも整合性は取れます。

ブレイブテイマー

WSの遼vsミレニアモンシリーズの最終作です。

 

〇ストーリー

 前作ディーワンテイマーズのラストで、ムーンミレニアモンは共に時間を飛ぶのだと言い、遼を巻き込み自爆した。その結果、遼は過去の世界に、ミレニアモン(ズィードミレニアモンの姿で登場しますが)は未来の世界に飛ばされた。

 過去の世界に飛ばされた遼は記憶を失った状態でモノドラモンに出会い、「エニアック(過去の世界のコアコンピューターや世界そのもの)」のところへ案内される。一方ミレニアモンは未来の世界を支配したものの、レジスタンスの抵抗に悩まされていた。そこで、自分だけの世界をゼロから作るため、過去の世界を破壊し、歴史を改ざんすることをもくろむ。それに気づいた「エニアック」は遼とモノドラモンにミレニアモンから守るよう頼む。

 ミレニアモンは未来から過去の世界を破壊するためデジモンを次々に送り込み、遼はそれを阻止するため戦った。平行して、様々な世界で無印・02、テイマーズに登場した子供たちのピンチを救い、仲間を増やしていった。その中で遼は徐々に記憶を取り戻していく。しかし、送り込んだ刺客の撃退に成功するも、エニアックの世界自体は徐々に侵食されていった。そして、ミレニアモンが造りだした、人造テイマー(太一、大輔、啓人)によって油断したエニアックは破壊されてしまう。勝ち誇るミレニアモンだったが、レジスタンスが消えなていないことに驚く。エニアックは実は自分よりも先に「アタナソフ」が造られていたこと、それをミレニアモンから守り抜くように伝える。ミレニアモンもそれに気付き、人造テイマーを「アタナソフ」に送り込む。無事「アタナソフ」を守った遼が「エニアック」の世界に戻ってくると、ミレニアモンのいる未来の世界へのゲートが「エニアック」によって用意されていた。

 遼は未来の世界でズィードミレニアモンと戦うもまったく歯が立たなかった。ミレニアモンは遼への復讐に燃えており、倒されるごとに強くなっていた。ミレニアモンは戦いで自分を倒すことはできず、遼に対しての復讐の念が消えたとしたら自分は倒されると告げる。そこで、モノドラモンはミレニアモンを弱らせ、自分とミレニアモンをジョグレスするよう遼に頼む。ジョグレス前にモノドラモンは、もしミレニアモンになりそうだったデジタマのまま永久に封印するよう言う。戦いの後モノドラモンとミレニアモンはいなくなり、ひとつのデジタマのみが残されていた。

 こうして遼とミレニアモンの長きに渡る因縁に終止符が打たれた。エニアックの世界の戻った遼は「エニアック」からデジタマからは正しい息遣いが聞こえてくると告げられ、物語は終わる。

 

 

疑問点

・助けた仲間やその世界

 ストーリーの途中で遼はアニメで戦ったデジモンに襲われ、子供たちがピンチのところに現れる (例:太一とアグモン→エテモン、ヤマトとガブモン→デジタマモン、賢→キメラモンなど)。

 この中で、無印の8人の子供たちとそのパートナーでジモンは全員過去に遼に助けてもらったこと(アノード/カソードテイマー)を覚えています。姿は無印の頃で、特に光子朗はディーワンでの出来事を知っていました。また、賢とワームモンは02の頃の姿をしており(タッグテイマーズやディーワンテイマーズの頃と異なる)、一緒に冒険したことも覚えていました。さらに、大輔のパートナーのブイモンはタッグやディーワンで遼と一緒に戦ったブイモンであることが明かされました。ちなみに、賢以外の02組やテイマーズ組は遼と初対面でした。

 これまでも遼と会ったことをアニメ02内で覚えている人がいないのは、記憶を操作されているのではと考察しました。しかし、本作品では遼のこと知っていたので、遼に会った時に遼に関する記憶を思い出す仕組みなのではと考えたのはそのためです。

 しかし、アニメ本編ではこれらの相手に遼無しで自分たちで乗り切っていることや、先述のとおり無印の子供たちのピンチシーンは遼に会う以前の出来事なのに、みんな遼のことを知っているなど矛盾点が多いです。

 

〇最終的に遼はどうなったのか

 デジモンテイマーズに登場した遼はアニメ02で賢の回想に登場した遼と同一であるとされているようです。遼がいくつかの世界を移動できるのはまだ納得できないでもないです。

 個人的に一番の疑問点は遼の親についてです。最初のアノード/カソードでは遼の両親がデジモンアドベンチャーの世界に確かに存在していました。しかし、アニメのデジモンテイマーズでも遼の父親が登場しました。遼の家族もいくつかのデジタルワールドの間を移動できるのでしょうか。それとも、テイマーズの方の親は本当の父親ではないのでしょうか。

 また、アニメのテイマーズに登場した遼はいつの時代の遼なのでしょうか。ミレニアモンとの決着がついた後なのか、まだ決着はついておらず冒険の途中でテイマーズの世界に現れただけなのか。アニメでは遼が記憶をある程度は取り戻していたことやパートナーがいたので、ディーワンよりは後で、ブレイブでの冒険がすでに始まっていたのは確かだとは思いますが。ちなみに、アニメのテイマーズは2001年+αが舞台のようです。

 そもそも本作ではミレニアモンを倒した後、遼がどの世界に戻ったのか、記憶をどれくらいまで取り戻せたのかはよくわかっていません。

 

 世界がいくつもあることはアニメでも何度も述べられてきました(エテモンの行った暗黒世界、ダゴモンの海、想いを具現化する世界など)。アドベンチャーとテイマーズのデジタルワールドは根は同じエニアックの世界からはじまり、いつしか分岐してできた平行世界なのかもしれません。デジタルの世界なのでいくつものパターンがあったり、似通った世界があったとしてもあまり不思議ではないですが。

 ただし、現実世界は一つのはずなのにいくつものデジタルワールドに同じ子供たちがいるとすれば疑問が残ります(本作で救出した子供とアニメの世界の子供が別ならば、同じ人間が複数存在することになる)。本作で遼が救出した仲間がいた世界も、エニアックが遼の記憶を取り戻すために作った世界なのか、数あるデジタルワールドや分岐によってできたいくつかある未来の一つにたどり着いたのでしょうか。

 ブレイブテイマーの中でも、アノードとカソードは平行して存在する世界であることや遼の世界と他の子供たちのいた世界は別であり、人間では他の世界に行くことができないので、デジモン達が遼を助けるよう言われていました。

 結局、パラレルワールドでの出来事として片づけるしかないのでしょうか・・・。

 

 

感想

 前作、前々作とは少しシステムが異なりましたので、説明書無しや攻略サイトが少ない状況で始めた自分は慣れるまで苦労しました。また、さすがに前作・前々作でマヒが強すぎたためかボス相手には効かなく(効きづらいだけかも?)なっていました。しかし、今回は「相手の技を不能にする技」が強く、よくお世話になりました。戦闘で使えるデジモンはアニメの子供たちのパートナーでジモン及びその進化前後に限られています。またデジモンを進化させるのは結構大変で、全員を究極体まで育てようとしましたが諦めました(追記:その後全員究極体にすることができました)。地味に図鑑にデジモンや技の説明がなくなったのも残念です。一度目は終盤になってデータが突然消えましたが、2回目は消えることなく無事クリアできました(怪しいことは何回かありましたが)。ですので、データは多少は消えづらくなっている気がします(保証はしませんが)。このゲームはシリーズの最終作としての意義が大きく、これまでのシリーズをやった人にはぜひお勧めしたいです。

 

 

 

追記

 デジモンテイマーズのドラマCDでは遼とモノドラモンが会ったのは、遼がカード大会で優勝した日(相手はルキ)の帰り、夜に上野を歩いていたらデジタルフィールドが現れ、サイバードラモンとデジタルワールドに行くことにしたとのこと。ブレイブテイマーとは全然違いますね。また、サイバードラモンは自分よりも強い力を持った敵と戦うことが宿命としているみたいだが、遼は真なる敵はサイバードラモンの中にいるのではないかと語っています。これはミレニアモンのこと、特に後者はジョグレスしたミレニアモンを表しているのでしょうか? 話がややこしくなる一方です・・・。

 

○全員究極体にできたので データが消える前の記念に

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ディーワンテイマーズ

秋山遼vsミレニアモンシリーズ第3弾についてです。

 

○ストーリー

 前作タッグテイマーズから2、3日後、ミレニアモンの最後の一撃による傷を療養中の賢が不思議なホームページを見つけたところから始まる。そして、賢の家に来た遼がそのホームページを開くと、先日の戦いのことについて質問される。そして最後に「四聖獣の中から一体だけ選ぶならどのデジモンですか」と聞かれる、質問に答えると遼はデジタルワールドに呼び出される。そしてゲンナイ達から、四聖獣同士が争うようになったので呼び出したのだと言われる。また、選んだ四聖獣は、自分以外の四聖獣が世界を支配しようと争ったがなかなか決着がつかず、傍観していた自分を襲い始めたのでともに戦うテイマーを探していると語る。そしてそのために世界中からテイマーを呼び出し、D-1大会を開催し、最強のテイマーを見出すつもりだと。遼はなぜ四聖獣が争うのかゲンナイに問うが答えをはぐらかされてしまう。遼は数々の冒険をし、D-1大会を勝ち進んでいく。そしてD-1大会を優勝したが、本当は遼が優勝することは決まっていたと聞かされる(八百長的な意味ではないです。)。D-1大会は遼を強くするための修行に過ぎなかったと。再びミレニアモンが復活しようとしているが、それは他のテイマーや四聖獣でも勝てない相手、遼だけがその可能性を秘めていると。そして復活したムーン=ミレニアモンも、自分にとっては四聖獣すら敵ではないが、遼は不可能を可能にするランダムな因子を持った存在であると言う。ムーン=ミレニアモンと戦い勝利する遼に、自分と遼は陰と陽の関係であり、自分の負けは遼の負けでもあると言い、遼を巻き込み自爆する。そして、戦いから遼は帰ってこず、遼を送り出したことを悔やむゲンナイに、賢はいつか見たこともないデジモンを引き連れて戻ってくると言い、待ち続けるところでこの話は終わる。

 

以下考察

記憶に関して

 これで、アニメの無印と02の間の話としては一区切りなのですが、02において子供たちは遼が関連した一連の出来事について覚えていない、あるいは知らない様子でした。

 そこで、デジタルワールドを守護する力や安定を望むものだかが一連の出来事に関する子供たちやパートナーでジモンの記憶を操作したのだと考えました。理由としては、遼に申し訳ないことをしたという罪の意識を無くすためか、あるいはミレニアモンに関して知る者を無くしミレニアモンを生み出すことがないようにするためなのかなど、いろいろ考えられます。しかし、完全に消したわけではなく、もし再び遼に出会えるようなことがあればその記憶を取り戻すのではないでしょうか。(次回作ではそうともとれそうな描写がありました)。賢がおぼろげながらも覚えていたのは、タッグテイマーズ以降デジタルワールドに来なかったためか、暗黒の種の影響で記憶を消す力が弱まったためあたりが考えられそうです。そして、ワームモンには賢を見守るという使命があるため記憶が残されたのでしょう。

 

ディーワン大会の参加者について

 ゲーム内では8人で1グループでトーナメント戦を行い、その中の優勝者だけが次の段階に進めると言う仕組みです。そして、大会は5つのステップ(グレード1~5)に分けて開催されました。つまりグレード1に参加したテイマーの数は8人、2は64人、3は512人、4は4096人、5は32768人となります。この作品はアニメ02よりも前の話なので、明らかにこの参加者数は異常なものです。

 2000年時点でパートナーでジモンを持つ子供の数は約32人と推定されます(推定方法については後日紹介します)。ということは、32人でトーナメントを行うと優勝者は5回戦い、勝利する必要があります。なので実際は32人でトーナメントを行い、戦いの合間に数日が開いて、デジモンを鍛えるなどをしたと考えるのが妥当でしょう。また、作中で遼と戦ったのは、光子朗、ウォレス、ミミ、ヤマト、太一でした。しかし、ヒカリ、タケル、ソラ、丈だけを呼ばない理由は特になさそうなので、参加したが仲間同士当たってしまい、遼と戦うことはなかったのだと推測します。

 

紋章開放の時期

 02の27話や37話において、子供たちの紋章の力で四聖獣の封印を解いたと言う話がありました。また、ドラマCD「2年半の休暇」では、空がで2000年の10月の手紙の中で、夏休みにピヨモンたちと会ったこと、もう完全体にはなれないかもしれないことを語っています。では、紋章の力を解放したのはいつごろなのでしょうか。前作タッグテイマーズでは、四聖獣についてなんら語られることはなかったので、それ以降だとは思いますが。

 

前作と本作の間と考える理由

・本作品で四聖獣が復活していること。四聖獣が力を貸せば、完全体以上への進化も可

 能。

・他の大会参加者は知らなかったようだが、無印の子供たち(+ウォレス)はディーワン大

 会が何のために開催されるか知っているようだったので、そのことを事前に説明する

 機会としても適している。

 

本作より後とする理由

・紋章がないとデジモンは完全体や究極体になれないが、本作ではできていた。一応、

 前述のように四聖獣の力があれば進化でき、2001年にも四聖獣や進化の力について経

 験したのですが(ドラマCD「デジモンミステリーファイル・千年の封印を解け!」) 

 02ではそのことを知っていたか微妙だった。

・記憶を操作したと仮定するなら、子供たちをデジタルワールドに集める口実がほしい

 はず。

 

 個人的には、四聖獣の姿をはっきり見ることができたということが重視し、前作と本作の間に四聖獣の封印がとかれたと考えています。

 

時の流れ

 グレード5開催まで1日、グレード5と4の間が3日、グレード4と3の間が5日、グレード3と2の間が7日、グレード2と1の間が10日で、作中では計26日は経過している。またも、デジタルワールドと現実世界の時の流れが異なっていたかと言いますと、今回はそうとも言い切れません。

 まず、本作では前作タッグテイマーズから現実世界で2~3日経ったことが明言されています。そして、遼がデジタルワールドに行きましたが、そこでもまだ数日しか経っていないていない様子でした。

 また、今回賢は現実世界からデジタルワールドにいる遼にアドバイスをしてくれるのですが、もし2つの世界のときの流れが極端に異なれば会話するのも一苦労です。(アニメ21話及び24話で光子朗と太一が問題なく会話できたのが謎ですが)。

 一応、2000年8月と言う設定なので夏休みだと考えれば実際に20数日くらい経っていても平気です。

 しかし、何日もデジタルワールドに、しかも何人もの子供たちがいたとなれば現実世界で問題になる気もします。また、それだけの期間がありながら、賢は前作での傷が回復しきらなかったのか一度もデジタルワールドに来ないままでした。

 ミレニアモンがいると時の流れ方が変わるとするならば、ミレニアモンの影響力が小さい序盤は現実世界と時の流れに大差がなかったが、ミレニアモンが復活するにつれ時の流れが変わり、大会終盤頃にはだいぶ差が出てくるようになったのかもしれません。

 

アニメとつなげるためには

 アノード/カソード、タッグ、ディーワンでの出来事をアニメ02に繋げるには、やはり何らかの理由で記憶操作が行われたのだと考えられます。

 しかしアニメと繋げる上で、もうひとつ元の子もない仮説が思い浮かびました。それは、遼と無印の子供たちはそもそも関ることがなかったのではという説です。そもそも本作においては、ミレニアモンを倒す実力があるのに、数日後に再び1から修行をする意味はあるのか、アニメの世界観でディーワン大会なんて開催するだろうかなど考えていたらふと思い浮かびました。

 アノード/カソードの出来事はミレニアモンが現れたが、選ばれし子供たちが捕まることはなく、遼は新たな選ばれし子供としてこの時点で自分のデジヴァイスを受け取り、ミレニアモンと戦った。

 タッグでの出来事は、賢と二人できりミレニアモンと戦った(タッグの記事のミラーサイトがない場合を参照)。

 そしてディーワンで復活したミレニアモンの自爆に遼が巻き込まれ行方不明になるということです。

 そうすれば、遼と接点があった子供は賢だけになり、02で賢と太一が互いを知らなかったことなども説明がつきます。無印の子供たちが遼と関わっていないなら記憶操作など必要ありません。また、関わりのあった賢とワームモンですが、アニメ02で賢は当時の記憶を自分で消し去っていたと考えており、ワームモンはほとんど覚えていたので、こちらも記憶の操作を考慮しなくてもよくなります。

 なるべくアニメと繋げて考えたいので、個人的にはあまり支持したい考えではないです。また、時間が経てば別の仮説が考え付くかもしれませんし、人によっても解釈は様々だと思います。今のところ、これが正しいと言えるようなものは無いです。

 

 

ディーワンテイマーズの感想と攻略法

 前作まではモノクロでしたが、本作からはカラーになったのが大きいです。また、システムは前作に比べ大幅に改善され、育成等がかなりやりすくなりました。反面、データの消えやすさは相変わらずで、アイテムを粘ってセーブ&リセットを繰り返してたらデータが消えたことは何度もあります。先日も懐かしくなって久しぶりにプレイしていたら、いいところでいきなりデータが消失しました。

 またマヒ耐性があるデジモンも登場しましたが、序盤にフライモンが手に入るなどマヒが強いのも相変わらずです。とくにディーワン大会はデジモンに指示を出せないので、デッドリースティングだけを覚えたフライモンを3体出せばかなり強力です。さらに、中盤でゲットできるレアモンは簡単に究極体になるので、前述のフライモンなんかとジョグレスして技を補いつつ、デジメンタルの耐性を組み込めば頼りになるかと思います。

 また、ゲンナイからもらえるレッドブイドラモンとゴールドブイドラモンは単体でも強力ですが、この2体をジョグレスするとさらに強くなります(これ以上に強いデジモンもいるにはいるのですがそれ相応の手間がかかります。)。気を付ける点としてはどちらも1体しか手に入らない(※レッドブイドラモンはチンロンモンのダンジョンでGETできるブイドラモンorタスクモンから生成可)、JPを増やしすぎて完全体以上に進化させるとかえって弱くなるという点です。そのほかに、序盤でもらえるグミモンはガルゴモンに進化させると全体攻撃技を覚えるので、一度ガルゴモンにしてから別のデジモンとジョグレスすると最後まで重宝します。

 

 なんやかんやで個人的に、遼vsミレニアモンシリーズでは一番のお気に入りの作品です。

 

 

 

 そして、デジモン関連で一番気になっているのですがわからないことがあります。wikioediaのディーワンテイマーズの項目には、「本作は最後のダンジョンを攻略するための条件として、他のデジモン関連の電子商品「四種類」との通信が必要不可欠であり、単体では真のエンディングを見ることができない。前作と同じくデジモンアドベンチャー02のシナリオと一部リンクしており、一乗寺賢がデジモンカイザーになる決定的な出来事が描かれているが、前述の通りこのエピソードも連動が必須であり、ゲーム単体では見ることができない仕様となっている。」と書かれています。

 これがどういう内容か、どうやったら見られるのかなど知っている方がいましたら、メールでもコメント欄でもいいのでぜひ教えてください。

メールアドレスは、actdb124@yahoo.co.jp です。

よろしくお願いします。

 

長くなりましたが、今回はここまでです。

 

 

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初期の必殺技設定

 

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見慣れたデザインなったディアボロモン(タッグではアノードと同じデザイン&必殺技はCカノン)

 

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 ブイドラモン3種

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最強

 

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:で体色はオレンジが主流と初めて知った・・・

 

タッグテイマーズ②

前回の続きです。

 

アニメ02においてこの作品での冒険についてわかっている部分

・はじめて会った時は普通の優しい賢だったが、次に会った時はデジモンカイザーと呼べと言った。(02-21話)

・自分で消し去っていたデジタルワールドを初めて冒険したときの記憶を一部思い出す。(02-23話、遼も登場)

・2000年8月に何かがあったが、はっきり思い出せない。(02-33話)

・ミレニアモンから暗黒の種を受けたときのことを夢に見る。ワームモンはある程度覚えていたが、賢の記憶はあまりない。(02-43話、遼とミレニアモンも登場) 

 

 

この作品での出来事をアニメと繋がるよう考えてみます。

 

①ゲーム重視(:02アニメで賢の記憶があいまいなので、ゲームを優先で考えた場合)

 2000年3月に遼は賢の家でディアボロモンとオメガモンの戦いを目撃する(映画に登場した遼はファンサービス又はそっくりさんだと仮定)。そして数ヵ月後の夏、遼と賢の前にデジヴァイスやブイモンが現れ、デジタルワールドに行く(治と一緒にいたというのは賢の記憶違いとする)。ミレニアモンは子供たち全員が出会うことを恐れるが、一人でも欠ければ十分だと考え、デジタルワールドのいる選ばれし子供が2人(太一と遼)になった時点で世界を分断する。後はゲームのとおりのストーリー。

  しかし、これではこれまでに挙げられた多くの点が解決されてません。そこで、アニメでの描写を優先して考えてみました。

 

②アニメ重視

 2000年の春に遼は映画のように山中で、賢は家で兄と、それぞれディアボロモンとオメガモンの戦いを目撃する。その後、夏頃にミレニアモンが復活したことで、デジタルワールドの安定を望むものは再び遼を呼び出すと同時に、新たに資質を持った子供を呼び出そうとする。そして賢(と治)の前にデジヴァイスが現れ、デジタルワールドに行き、そこで初めて遼と出会う。他の選ばれし子供を呼ぶことや世界の分断といったゲームでの設定はなく、ずっと遼と2人でミレニアモンを倒すべく冒険をし、最後に暗黒の種を受ける。

 賢のD-3には、自分のパートナーでないデジモンでも(暗黒)進化させる機能がありました(02-9,10話)。賢のD-3は賢が望んだものであると光子朗は推測しています(02-33話)。ゲーム中で遼はこの時すでにD-3を所持していたため、パートナー以外のデジモンを進化させることができた可能性があるかもしれません。そして後に、賢がそれを真似しようとしたのかもしれません(アニメではD-3は賢のが最初で、それ以前は存在していなかった可能性のほうが高そうですが)。

 自身のデジヴァイスを持っていることや、遼といるならば戦いもそれほど困らなそうに思えます。アニメではミレニアモンを倒した時、遼の使っていたデジモンは映っていませんでしたが、さすがにワームモンだけでミレニアモンには勝てないでしょう。

 また、ゲームではアーマー進化やジョグレスも登場しますが、チンロンモンの話(02-37話)からデジメンタルが使われることは無かったと推測します。ジョグレスに関しては不明ですが、ゲームでのジョグレスはアニメ本編のものとは大分異なるものです。

 

 

 まだ疑問点・矛盾点は存在します。また、遼のことや当時の出来事をなぜ皆が覚えていないのかなどといった点はディーワンテイマーズのときに考察していきたいと思います。

 

 

 最後に、タッグテイマーズの感想についてです。アニメではわからなかったことがわかるという点で、アニメファンにはお勧めしたいのですが、(個人的に)前作以上にデータが消えやすい(気がします)。また、一人でプレイをする場合デジモンの育成は大変なので、完全体がやっとで究極体まで育てるのは相当苦労すると思います。ただし、知っている人はいるかと思いますが「まひ」が強いゲームで、特にフライモンの技「デッドリースティング」はチート性能です。ラスボスを1ターンで、敵味方互いに無傷の状態で終わらせることも十分ありえます。なので、クリアするだけならば難しくは無いです。忍耐がある人はぜひチャレンジしてみてください。